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外国人介護士を420万円かけて育てても、失踪しては意味がない

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厚生労働省が2017年5月30日に発表した4月の有効求人倍率はバブル経済期の水準を超えて、43年ぶりの高さとなりました。

それはいいことなんですけど、人材不足のピンチを招いています。

そう、売り手市場なのにわざわざ過酷な労働環境に飛び込む人は少ないのです。

 

特に介護職の人材不足が深刻で、企業が年間420万円をかけてベトナム人を介護職員として育てているそうです。

でも、妻の働く介護現場は日本人の研修ですらまともにできないほどの人員不足。

海外労働者をあてにするのはいいけれど、「ある程度育てて後は現場次第」っていうレベルでは労働力が失踪して海外に流れて行ってしまいます。

外国人介護士は日本の救世主となるのか?

2016年11月に可決された外国人介護士関連2法案。

出入国管理及び難民認定法の一部を改正する法律の概要

外国人の技能実習の適正な実施及び技能実習生の保護に関する法律(技能実習法)について |厚生労働省

詳しいことは「入国管理局」と「厚生労働省」のHPを見てください。よくわからんけど。

外国人介護士の扱いが変わった

と思ったら、表がありました。

介護技能実習生とその他の制度の違い | 外国人技能実習生受入監理団体 国際事業研究協同組合

  1. 技能実習生として受け入れる
  2. EPA(経済連携協定)による受け入れ
  3. 在留資格「介護」留学してきて日本で資格をとる

の3パターンで海外の皆さんが日本で働くことができるそうです。

 

それにしても年間420万円とは。。。

逆に言うとそれくらいかけても、日本で求人募集するよりコストが安いということですか?

ちなみに妻の介護の職場でも中国人の方が働いています。

失踪する外国人技能実習生

ところがですね「公益財団法人 国際研修協力機構」によると、外国人技能実習生の行方不明者は年間3000人だそうです。(介護に限らず全体の人数)

http://www.jitco.or.jp/download/data/161014.pdf

技能実習生の行方不明者発生防止対策について

上の方のPDFがおかしいんですけど、下のを参考にすると2007年から2015年の失踪者数は1万7489人です。

全員がそうではないでしょうが、せっかく多額の費用を出して人を育てても失踪してしまったら意味がない。

現場と環境を整える必要がある

政府の見解はわからないですけど。。。

妻の職場を見ると、現場全体が人で不足過ぎてそもそも日本人の研修すらまともにできていない。

 

バッドループの典型です。

人手不足で募集する

自分の持ち場で手いっぱいで研修がまともにできない

まともに仕事できない新人が出来上がる

周りの人間がイライラする&新人はオロオロする

あっという間にやめていく

人手不足が続く

 

働いている人がアンドロイドなら大丈夫かもしれませんが、疲労が蓄積して心労&病気&ケガで既存職員もやめていってます。

 

これからはどの業種でも文化の違う海外の人と働いていくのが一般的になると思いますが、現状は文化の違いによるコミュニケーション不足による衝突もあるでしょうから、外国からの就労者には精神的ケアも必要でしょう。

 

そう考えると、やはり日本人が日本人の世話をする必要があるし、やりたい人も少なからず居てくれるのは心強いです。

日本人でも無料で介護資格が取れる

僕の妻が最近不穏な動きを見せているので(本当にしんどそう)、僕なりに求人サイトを見て回っていて「かいご畑」というところを見つけました。

介護専門求人サイトの「かいご畑」は介護の資格がない人(初めて介護を経験する人)から経験者までが対象のサイトです。

かいご畑に掲載されている派遣求人で就業が決定した場合、介護の資格講座の受講料が0円になる『キャリアアップ応援制度』の利用が出来ます。

 

妻は介護資格を持っていますが、初めて介護を経験する人を紹介するところなら今より余裕のある所を紹介してくれるのでは?という気がします。

どうせ働くなら、海外労働者も受け入れられるような余裕のある職場で働いてもらいたいものです。