10ちゃんです。
今日は和歌山県民の一部の人々のソウルフードの一つ
バラカレーをご紹介します!
ぼくは日赤前店によく行きます。
そして、必ず注文するのがカツカレー
バラでカツカレーといえばヒレカツ、もう40年の付き合いになります。
カレーショップバラ。
そもそも昔は東ぶらくり丁で開業していましたねぇ~。
冒険の場所
当時ぼくは小学生。
ばあちゃんと2人暮らしで、ばあちゃんは60歳を過ぎていたけど長屋の目の前にある工場で働いていた。
仕事の帰りが遅くなると
「晩御飯は何か買ってきてたべなさい」
ということでお小遣いをもらえた。
ばあちゃんには悪いけど、そんな日はワクワクして出かけた。
基本的には近所にある洋食屋さんのオムライス(これもマイ・ソウルフード)か、
長屋の一角にある怪しさ200%のお好み焼き屋で、ミックスお好み焼きを買って帰るのが定番だった。
でも、ごくたまにぶらくり丁に冒険に行くのだった。
ぶらくり丁のカレー屋
その頃のぶらくり丁は百貨店、映画館、居酒屋、ろばた、風俗、ゲームセンターが並び、昼間は家族と子供、夜は大人とヤンキーの場所だった。
冒険といっても家から自転車で20分程度、当時ゲーセン通いをしていたぼくにはいつもの場所。
呼び込みのにーちゃんも、さすがに小学生には声をかけてこない。
東ぶらくり丁の一角にあるバラカレーの店内は、カウンターのみで5~6人しか座れなかった気がする。
とにかく密着度合いがパネェ感じ。
もちろん女性が立ち入る雰囲気は少なく、いつもおっさんと肩を並べてむちゃくちゃ汗をかきながらカツカレーの大盛りを食べた。
バラカツカレー
バラでカツカレーといえばヒレカツ。
和歌山ではヘレカツなんて言ったりする。
ちなみにどこの部位かわかります?
・・・
答えは腸腰筋。
直立歩行の人間だと最重要ともいえる部位ですが、4足歩行の豚さんはあまり動かさない筋肉なので柔らかいらしいです。
さて、このヒレカツ、
・・・
薄い!
とにかく薄い!
そして、堅あげポテチのように固い!
スプーンで切りにくいったら、ありゃしねェ!!
でも、癖になるっ!!
※今は違います、写真の通り柔らかく仕上げてくれてます。
厨房のショッカー
そのころ厨房に立っていたおばちゃんが(たぶん)ノーメークで
ショッカーの戦闘員とそっくりだったので(めっちゃ痩せてて輪郭の骨が強調されまくっていた)、
店内の激狭さも手伝ってか「ショッカーの秘密基地」にいるような気分になっていた。
ぼくの中ではバラのヒレカツはショッカー手作りのカレーだったのだ。
数年たって久しぶりにカツカレーを食べに行ったら若干若返っていたので、
改造手術を受けたか仮面ライダーにやられてしまったんだなと思った。
・・・
冗談はさておき、お元気ならうれしいんですけど、、、
年齢的に考えれば仮面ライダーにやられなくても、本当に昇天なさっているであろうと思います。
ご冥福をお祈りいたします。
冒険心とワクワク感をありがとう。
カレーショップバラ 日赤前店
数年前に日赤病院にお世話になった際、
「お、こんなところに?!」
と店内に入ったのがきっかけで、また2~3か月おきに食べに行くようになりました。
無口なご主人ですが、いつ頼んでも一つ一つ丁寧に作ってくれるので安定のうまさ。
揚げたてのヒレカツが綺麗に盛り付けてあり、食欲をそそられます。
備え付けの福神漬けとらっきょを載せて一緒に頂くと・・・もう・・・
あ~~~~~~~、さっき食べたのにまた食べたくなってきた!
とにかくマイソウルフードなのです。
シティ和歌山の前にある「カレーショップびぼ」さんも同じルウを使ってると思うんですけど。。。
こちらはカワユイ感じのお店ですね。
前を通るときいつも閉まってるので、2~3回しか行ったことないですが。^_^;
カレーショップバラ本店
実は直営の2店舗には行ったことがないです。
今度行ってみよう。