僕が本田晃一さんの名前を初めて目にしたのは「自由だいちゅき」というブログです。
当時は「あ~こーちゃんって人は、自転車で旅してるひとなんだ~」みたいな認識でした。
(以下、僭越ながら本田晃一さんを「こーちゃん」と呼びます)
っていうか、当時「若くて自由な成功者」という感じでした。
「ホームページを自動販売機にしよう!」って連呼してた様な・・・。
あれから十数年。めっちゃ凄い人になってました。
本田/晃一 1973年1月生まれ。1996年にオーストラリア大陸を自転車で横断。帰国後、父のゴルフ会員権売買業を手伝う。2007年、日本一の個人投資家・竹田和平氏から後継者としての打診を受け、多くの帝王学を学ぶ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
でも、年代がむちゃくちゃ離れていないせいか、たとえ話が普段僕が考えてることとかぶってて親近感がわいちゃいました。
「はしゃぎながら夢をかなえる世界一簡単な方法」
いわゆる「ワクワクした方を選んで生きる」系の本です。
反発心が猛烈に湧き上がる人もいるんじゃないでしょうか?
いいんですよ。
道のりは自由なんですから。
なんつー意味合いで記事書いたんですが、こーちゃんの本にも山の図があって「おお!タイムリーやな。」とドキッとしました。
1.鳥肌は夢の扉を開ける第一歩 ~うまくいくマインドセット~
この本の基本は「セルフイメージを高める」ことに始まります。
心屋仁之助さんの本もそうでしたね。
よく「世界を変えることはできないが自分を変えることはできる」とか「世界を変えるには自分を変えればいい」なんて言いますが、それです。
自分の意識を変えれば世界の見え方が変わります。
主観的には「世界が変わった」のと同じことです。
意識が変わると行動が変わります。
「いままでと行動が違う」ということは「いままでと違う人間になる」のと同義です。
当然周りの人は違う人間に接するように、接し方が変わります。
客観的に「世界が変わった」ということになります。
こうしてChapter1では
- セルフイメージを高める
- 自分の本当の望みとは?
- 自分を受け入れる
- 自分をねぎらう
- 受けとれる人になる
などの話が書かれているんですが、挿絵が絶妙な感じに入っていて
文章で知っていることが絵で(イメージで)入ってきます。
自己啓発系の本を読んでいる人は内容的に知っていることが多いとは思いますが、文章と絵が組み合わさって入ってくるのでオススメです。
僕的に親近感が湧いたのが、章の最後に「自分のものさしに気づく」というパートがあって「縦だと思っている価値観を横に見てみる」図があるんです。
実はこれもブログに書こうかなと思ってたことで(僕の場合、なんつーか円盤w)「年代が近いと考えも似通るのかなぁ~」なんて思いました。
2.運も幸せもみんな「人」がつれてくる ~自分ファーストで誰とでもつながれる方法~
Chapter2は人間関係の章です。
- 楽しみを共有する
- 魅力的な自己紹介をする
- 相手の楽しさを掘り起こす
- 交渉は楽しくする
- 自分の先生の見つけ方
- 恋愛関係
などが書かれています。
僕は「自分のそもそもを掘り起こす」に「なるほど」と思いました。
自分がやっていることの本質を突き詰めるとそこには「愛」がある。
ということなんですけど「普段そこまで考えていないな」と。
自分の薄っぺらさを痛感。
3.カッコよく使えば、お金はどんどん入ってくる ~お金との上手な付き合い方~
Chapter3はお待ちかねのカネの話ですw
- 喜ぶ人にお金は集まる
- お金の使い方を学ぶ
- お金の流れを知る
- 貯金の考え方
- 思い込みの天井
- 自己重要感には注意して
などの話ですが、「思い込みの天井」の話も最近書いていて
なんか自分で「原稿、先にチラ見したんか?」って思いました。
特に共感できたのは「喜ぶ人にお金は集まる」です。
お金に限らず喜んでる人には人も物も集まりますよね。
だって喜んでもらいたいからあげるんですもん。
かわゆい系の男女は最強だと思います。
4.胴上げしてもらえば、ワープスピードでうまくいく ~仕事で夢をかなえる方法~
- 「この指とまれ」ビジネス
- オンリーワンを目指す
- 夢を語る
- 客を選ぶ
- 自動化する
Chapter4は仕事の話です。
まさに「楽しく仕事をする」「仕事を楽しくする」考え方が書いてあります。
まず自分を満たして、自分がハッピーになってから、人を喜ばせる。この順番だったら僕レベルの人でもうまくいきます。
こーちゃんレベルの人に”僕レベル”って言われてしまうとハードル上がりすぎてつらいっす。
でも、超参考になります。
「はしゃぎながら夢をかなえる世界一簡単な方法」感想
文章は読みやすく親しみやすい絵も入っているので、自己啓発系の本が初めての人でも腑に落ちやすい、いい本だと思います。
実際のエピソードがふんだんにちりばめられた文章は、全体的に軽やかでかわいくて「こーちゃん」が「多くの人にわかりやすく伝えたい」と思っていたであろうことが読み取れます。
でも、読みやすいからと言って浅くないです。
自分の行動に落とし込むには深い理解が必要ですね。
まあとにかく、本全体にこーちゃんの人柄が出ていて僕は好きです。
素直な人はそのまま実行するだろうし、
「なぜ?」が気になる人は調べて納得するだろうし、
なんにも腑に落ちない人は「薄っぺらい本」なんて書くかもしれない。
人にはタイミングってもんがあるからね。
まあ、「薄っぺらい」っていう人は怠惰な僕と一緒で
「読んでも実践しない」っていう、何とももったいない人だと思います。
イロイロ知識があっても、結局行動しないと何も変わらないんですよ。
それが地球人。
そんな人は是非、僕と一緒にゼロから実践していきましょう。
ちなみに
「文章ではわかりにくい」
という人の為にこーちゃんの公式サイトでは世界一ゆる~い幸せの帝王学」という動画を使ったセミナーを開催しています。
- セルフイメージ編
- お金編
- 人間関係編
- ビジネス編
と4つの講座が開設されていて、無料動画も公開されています。
こーちゃんと川嶋治子さんとの会話に癒されること間違いなしなので、是非チェックしてみてくださいね。