昨日「深イイ話」で美尻トレーナの岡部友さんとアームレスラーの竹中絢音さんの特集をやっていて、2人ともやりたいことに懸ける情熱の半端なさが凄かった。
「おかしい」とか「変」とかいう意見があったけど、とてもそんな風には思えなかった。
岡部友さんと竹中絢音さん
岡部友さん
岡部友さんは美尻という切り口で、日本人女性全体の心と体の向上を願っていた。
とにかく時間さえあればトレーニング・トレーニング・トレーニング。
その「時間さえあれば」の基準が常軌を逸脱している。
- 部屋はソファの代わりにトレーニング器具
- 坂道を見つければダッシュ
- ヘアーカットの合間にも懸垂
「大人のくせに」とかいうけれど、結局「大人」って言葉は「あきらめ」とか「がまん」と同義語化してるんじゃないかな?
そんなんじゃ「大人」になんが誰もなりたくならないはずだ。
細かい言葉は忘れたけど岡部友さんが
- 「若い女性の体が発達すれば将来的(遺伝的に)に子供たちの体が強くなる」
- 「将来は女性専用のホームをしたい」
という趣旨の発言をしていた。
彼女は海外留学の経験があるので、海外女性と日本人女性の心と体の強靭さに差がついているのが悲しかったのだろうし、何よりどんなに努力しても遺伝的な差は埋められないことを感じていたに違いない。
また、生涯にわたって日本女性に健康に暮らして欲しいという思いが感じられる。
そのためにまっすぐにがんばっている。
そんな人を「おかしい」とか「へん」て言ってるやつはどんなに凄い理想を持って世の中に尽くしているんだろう?
いや、逆だな。
理想を持って努力している人は笑わない。
なにもしたことが無い人が笑うんだ。
その辺の詳しいことは植松さんが語ってくれている。
植松努さんのTEDスピーチ動画「思いは招く」偏 - NO FLIGHT,NO LIFE
竹中絢音さん
竹中絢音さんは「ただ楽しい」でアームレスリングを初めて、その思いを枯らさずに続けている。
人はそれだけで感動する。
だけど、だからこそ、感動するだけじゃなくて嫉妬する。
何とかやめさせようとする。
物事をやめさせようとする理由なんて、いくらでもねつ造できるしね。
なぜなら「大人」は「あきらめて」「がまんして」なっていくもんだから。
夢なんて枯れ果てて「大人」なんだからってごまかして生きてるから。
でも、彼女が折れないのは「いつか私をみてアームレスラーになりたいという人が出てくれたら」という思いがあるからなんだと思う。
大志を持った2人
2人ともいわゆる「大志」を持っている。
大志っていうと古めかしくて堅苦しいけど、要は「でっかい夢」。
夢でっかくなればなるほど人を助けるんだと思う。
もっともっと社会的にでっかい夢をみることができるシステムや風潮づくりをすれば、あっという間に社会全体が良くなるはずなのに、基本ぶっ潰すシステムが稼働している。
- 「夢みたいなこと言ってないで」
- 「そんなことしている暇があったら」
- 「どうせ無理」
とか言って子供のころから潰しにかかって、大人になったころには
- 「わたしなんぞか」
- 「そんな大それた」
- 「小さな夢でいい」
とか言う大人が製造されていく。
大志を抱く人はいつの時代も既得権益を脅かすものだからね。
「私は小さい夢でいい」というのは裏を返すと、自分だけ楽しければ他人なんか知ったこっちゃないということ。
そういう人々を大量生産すれば団結されることないもん。
でも、今はインターネットでいつでも誰とでも繋がれる時代。
老若男女問わず、どんどんつながって実際に会って、どんどん夢をでっかくしてほしいです。
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