こんにちは!
「慣れてしまうとどんなことでも当たり前になるよね。」Taka(@takapiece)です。
パラグライダーで空を飛ぶことが日常になると、使う用語が専門的なことも忘れてしまいます。
ということで、少しずつまとまていきたいと思います。
風
サーマル
上昇気流のこと。基本的には対流性上昇気流。
空気は太陽光をほぼ素通りさせてしまうため、太陽によって熱せられた地上物によって空気が温められ、軽くなった空気が上昇風となります。
周囲との温度差が大きいほど強いサーマルとなります。逆に温度差が無くなると弱くなります。日が出てれば出るってもんでもないんですよね。
サーマルには上昇率(上昇する速さ)があって、パラグライダーの下降率(下がる速さ)より強い上昇率のサーマルにパラグライダーが入ると、上昇する空気の塊と共にパラグライダーも上昇していきます。
しっかりとしたサーマルに入ると下から風が吹いてくるのが分かります。
風の温度や匂いが変わったり音が変わったりして楽しいです。もちろん上昇していくのも楽しいです。
コラムサーマル
地上とつながっているサーマル。
太陽熱が持続的に供給され継続的にサーマルが発生し続けるため、まるでコラム(円柱)のようにサーマルが繋がっているので、そう呼ばれる。
バブルサーマル
地上から切り離されたサーマル。
雲の影響で太陽光がまばらに供給されたり、トリガーポイント(上昇風のきっかけ)が熱しやすく冷めやすい場所だと起こりやすい。まるでバブル(泡)のようにサーマルが途切れているので、そう呼ばれる。
リッジ
リッジリフト(斜面上昇風)を指す。
山の尾根筋(リッジ)や海沿いの崖などの角度のきつい斜面を上昇(リフト)してくる上昇風。
尾根筋や崖に向かって風が吹き付けると、その斜面に沿って風が上昇してきます。リッジ面に対して風が直角になるほど、リッジ面が急角度なほどリッジリフトは強くなります。
一定の風が供給され続ける限り、一定の場所で安定して高度を獲得できるので初心者が取り組むには最高の条件ですね。強すぎるとダメですが・・。
もちろん上級者にも楽しい風です。特に海沿いのリッジは海風が安定しているおかげで何時間でも飛んでいられたりします。
場所
テイクオフ
パラグライダーが飛び立つ場所。
ランディング
パラグライダーの着陸場。
その他
JHF
ハンググライダーとパラグライダーのNACです。
注:NACはNational Airsport Controlの略で、FAI加盟国においてその国のスカイスポーツを統括する代表組織のことをいう。
元々はハンググライダーの統括団体として発足しましたが、日本国内でパラグライダー活動が活発となり両方の面倒を見ることになりました。